糖尿病予防のための食生活

かしこい選択

健康のためには、正しい食生活が基本です。
でも「続けるのが大変」という場合は・・・
「糖の吸収をおだやかにする」などと表示されたトクホ(特定保健用食品)や、カロリーを抑えた甘味料などの病者用食品を活用するのもひとつの方法です。トクホ

1.自分に合ったエネルギー量を守る

必要以上に食べ過ぎない、つまりエネルギーを摂りすぎないことが大切。食事は腹7分目を目安に。医師の指示があるときは、それに従いましょう。

2.規則正しい食生活を!!

正しい食事も、毎日続けなければ効果は期待できません。無理をしないで、気長に取り組みましょう。「継続は力なり」です。

なぜ?朝食抜きや夕食のまとめ食いはいけないの?

食事の回数や間隔が不規則になると、インスリンの分泌に負担がかかり、体脂肪がより合成されやすくなります。

ついつい食べ過ぎてしまったり、栄養素の偏りを招く一因にもなります。

3.バランス良く食べる

エネルギーコントロールとともに、栄養素のバランスも大切。栄養素の過不足に気をつけましょう。「ご飯やパンなどの炭水化物を抑えれば、血糖値を調節できる」というわけではありません。

アルコール

高カロリーで栄養素は期待できません。基本的には禁酒が望まれます。
飲む場合は頻度を減らし、適量(日本酒1合程度)を心がけましょう。

ご飯とアルコールのカロリー比較

果物

果物はビタミンCや食物繊維の供給源ですが、食べ過ぎると、血糖や中性脂肪を増やします。

果物は1日80kcalを目安に

旬の新鮮なものを選び、適量を守って食べるようにしましょう。

果物のカロリー

間食

甘い菓子類は、ご飯などの主食に含まれるでんぷんよりも吸収が早く、血糖値を上昇させやすい糖分が多く含まれるので注意しましょう。

ショートケーキ・221kcal>大福・141kcal

洋菓子は脂肪分がたっぷりなので、できるだけ控えましょう。 間食は、3食で不足しがちな栄養素を補うものとして考えましょう。

おすすめ

低脂肪の乳製品やナッツ類、果物を適量に