脂質異常症予防のための食生活

コレステロールを多く含む食品

コレステロールを多く含む食品

抗酸化食品

ビタミンAを多く含む食品

ビタミンAを多く含む食品

ビタミンCを多く含む食品

ビタミンCを多く含む食品

ビタミンEを多く含む食品

ビタミンEを多く含む食品

食物繊維を多く含む食品

食物繊維を含む食品

1.コレステロールを多く含む食品に要注意

1日の摂取量は300mg以下

見えないコレステロールに気をつけて!

マヨネーズ(卵黄)、洋菓子(バターや生クリーム)など、加工食品にもコレステロールが含まれています。

2.脂肪は種類を選んで適量を

どの種類の脂肪も高エネルギーであることに変わりありません。摂りすぎは中性脂肪を増やすことになるので、適量を守ることが大切です。

脂肪酸(脂質の成分)の分類

種類 働き 食品例
飽和脂肪酸 コレステロールや中性脂肪を増やす。 肉類、卵、バター、チーズ
一価不飽和脂肪酸(酸化されにくい)・・オレイン酸など コレステロールを減らす オリーブ油、菜種油
多価不飽和脂肪酸(酸化されやすい)・・リノール酸など コレステロールを減らす。 紅花油、大豆油、コーン油、ごま油
多価不飽和脂肪酸(酸化されやすい)・・αリノレン酸など コレステロールを減らす。 サラダ油、しそ油、菜種油、大豆油
多価不飽和脂肪酸(酸化されやすい)・・DHA(ドコサヘキサエン酸)、IPA(イコサペンダエン酸)など コレステロールを減らす。血液の流れをよくする。 魚介類

3.抗酸化食品を積極的に
〜色の濃い植物性食品をたっぷりと〜

抗酸化食品とは、動脈硬化の一因となるLDL(悪玉)コレステロールの酸化を防ぐ作用のある食品のことです。

肉や揚げ物を食べる時は、副菜や付け合わせに野菜を多めに食べるようにしましょう。

4.食物繊維を十分にとる

食物繊維には、食事から摂ったコレステロールの吸収を抑える作用があります。
欧米化した現代の食生活では、食物繊維は不足しやすいもの。根菜や海藻などが豊富な和食を見直しましょう。

5.アルコールや甘いものは控える

アルコールや菓子類などは、高エネルギーで、体内の中性脂肪を増やしやすい性質があります。肥満気味の人や、中性脂肪の高い人は注意しましょう。

かしこい選択
トクホ

健康のためには、正しい食生活が基本です。
でも「続けるのが大変」という場合は・・・
「血中コレステロールを低下させる」「コレステロールの吸収を抑える」などと表示されたトクホ(特定保健用食品)を活用するのもひとつの方法です。