骨粗鬆症予防のための食生活

1.カルシウムを積極的に摂る

年齢を重ねてからも、カルシウムをしっかり摂れば、骨量の減少を食い止めることは可能です。
乳製品や大豆製品、緑黄色野菜などを毎日の献立に取り入れましょう。
また、カルシウムは、吸収率も意識して摂りましょう。

多く含まれる食品

吸収率の良いもの:乳製品、小魚類
吸収率のやや低いもの:野菜や海藻類、大豆製品

カルシウムの多い食品
カルシウムだけじゃだめなんです

2.ビタミンDもしっかり摂る

カルシウムの吸収を促し、骨へカルシウムが定着するのを助ける働きがあります。カルシウムと一緒に摂りましょう。

多く含まれる食品

魚介類や干ししいたけなど

魚ときのこ

3.たんぱく質を適量摂る

適量のたんぱく質は、カルシウムの吸収を高めます。ただし、摂りすぎると、腎臓から尿へのカルシウム排出量が増えてしまいます。

多く含まれる食品

赤身の肉や魚、
大豆製品など

たんぱく質を多く含む食品

4.マグネシウムも大切

マグネシウムは、カルシウムの働きをスムーズにします。

多くふくまれる食品

玄米や大豆製品、貝類など

のりと海藻

5.ビタミンKに注目

ビタミンKには、骨に効率よくカルシウムを取り込ませ、骨の形成を促進する働きがあります。

多く含む食品

納豆や緑黄色野菜など

納豆

6.食塩やリンの摂りすぎに注意

食塩の摂りすぎは、尿へのカルシウム排出を促してしまいます。 またインスタント食品やスナック菓子、清涼飲料水には、リンが添加されています。 リンの過剰摂取は、カルシウムの吸収を悪くします。

健康のためには、正しい食生活が基本です。でも「続けるのが大変」という場合は・・・
カルシウムを手軽に摂ることのできるサプリメントなどを活用するのもひとつの方法です。
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