◆コレステロール、中性脂肪とは?
コレステロールも中性脂肪も、あまりよいイメージを持たれませんが、体の中では大切な役割を持っています。
中性脂肪の主な働きは、体を動かすエネルギー源となることです。それに対して、コレステロールは、細胞膜やホルモン、胆汁酸などを作る原料となります。
中性脂肪の働き
- エネルギー源になる
- 体温を一定に保つ
- 外部の衝撃から内臓を守る
コレステロールの働き
- 細胞膜の原料になる
- ホルモンの原料になる
- 胆汁酸の原料になる
※コレステロールの7〜8割は肝臓など体内で合成されています。肝臓は、血中コレステロールが一定に保たれるように、合成量を加減しているのですが、この調節機能が低下したり、食事から摂取しすぎると、血液中のコレステロール量が増加してしまうので、注意が必要です。