まずは、BMI(Body Mass Index)の値を計算してみましょう。
次に、身体のどの部分に脂肪がついているタイプかをみてみましょう。
BMIが25以上で、ウエスト周囲径が男性85cm、女性90cm以上の場合は、内臓脂肪型肥満の疑いが濃くなります。
このタイプの肥満は、主に上半身や腹部に脂肪がつくのでりんご型肥満(上半身肥満)と呼ばれ、糖尿病や高脂血症、心臓疾患のリスクを増大させるので、特に注意が必要です。
体脂肪量が体重に対して多いか少ないかは体脂肪率を測定することでわかります。
BMIが適正範囲内であっても体脂肪率が高い場合(かくれ肥満)の場合もあるので、外見ではわからない肥満を見つける意味からも、チェックが必要です。
性別・年齢別の体脂肪基準値表
|
|||
性別
|
年齢
|
適正範囲
|
肥満
|
男性
|
30歳未満 |
14〜20%
|
25%以上
|
30歳以上 |
17〜23%
|
||
女性
|
30歳未満 |
17〜24%
|
28%以上
|
30歳以上 |
20〜27%
|
※東京慈恵会医科大学・健康医学科のデータによる